①年表づくりとジャンボホワイトTOSSノート
②自動車工場ルートマップ ジャンボホワイトTOSSノートを使うと
③自己学習システムとしてのTOSSメモとジャンボホワイトTOSSノート活用術
色分けすると検証しやすくなる。
工業地帯の授業をした。
毎年、挑戦しながら結局は
調べ尽くすまで出来ずに中途半場に終わっていた。
仮説検証の授業である。
大切なことはその仮説を証明するための
資料を読み取ることができるかということだ。
この授業では、実に多くの資料を必要とする。
地図帳・資料集・年鑑統計などである。
まずできる限り仮説を書かせた。
その中で証明できそうな仮説を選ばせた。
例えば、「工業地帯ならば近くに空港がある。」
という仮説を立てたとしよう。
それについては京浜工業地帯・阪神工業地帯
・中京工業地帯並びに瀬戸内工業地域・
関東内陸工業地域などについて
言えなければならないということだ。
それにそれを証明できる資料があるかということでもある。
そこで、1枚のメモにつき、1つの工業地帯(地域)に
ついて仮説を検証させた。
そして一番下の行に工業地帯ごとに色を変えて塗らせた。
例えば京浜工業地帯ならば「赤」
阪神工業地帯ならば「青」
中京工業地帯ならば「緑」
というようにである。
(写真1・2)
いろいろな色が集まれば集まるほどその仮説の信憑性は高くなる。
そこで、子供達に「自分たちで仮説を立てたならば、
できるだけ多くの色のメモを集めなさい。」
と指示をした。
子どもたちは調べたらすぐに
ジャンボホワイトTOSSノートにメモを貼りにきた。(写真3)
そして、自分たちで集めて色が集まったら仮説として
それを書き出していった。
色がつけば、
「いろいろな色を集めなさい」
と指示をするだけで子どもたちは
より多くのメモを集めようとしていた。
ちなみに今回大いに役立ったのは「透明付箋」である。
(写真1・2)
トレース紙の付箋紙である。
特に今回は地図を使うことが頻繁であった。
そこで、地図を透明付箋を使って書き写させて、
それをそのままTOSSメモに貼らせた。
これだと作業も簡単であるし、見栄えもよい。
今後も透明付箋は使えると思った。
福岡県 A先生