高さが図形の外にある三角形や平行四辺形にも面積の公式が使えるのか。
 教科書では「三角形の変形マシーン」を使って確かめることになっている。
が、教科書巻末についているこの変形マシーン
作るだけで、わがクラスはきっと大騒ぎだ。
やめやめ。使わない。
そうだ、TOSSランドにわかりやすいサイトがなかったかな。
さがしてみなくっちゃ。
そう考えていたのに、すーっかり抜けていて
気がつくと、もう算数の時間。
どうするんだ???この時間。
はっと思いついた。
 三角形、平行四辺形の面積を子どもたちに自由に考えさせたとき
 マスの数を数えて面積を求めた子がいた。
 名づけて「Mさん方式」。
 一マスにたりないところをあれやこれやと組み合わせ
最後は「1+1+1+・・・・・=12」と考えたのだ。
この方法、考えた本人が
「ちょっと手間がかかって大変だから、ほかの方法がいい。」と言っていた。
が、ここでスポットを当てたらどうか。
 高さが図形の外にある三角形。
 Mさん方式で面積を求めてみる。
それが「底辺×高さ÷2」で計算した答えと一致するかどうか。
 子どもたちは自分の教科書の図に向き合った。
できた子と「うまくできない」と言っている子がいる。
 全体で確認したい。
さあ、どうするんだ???
ここでも思いついた。
ジャンボTOSSノート、キミの出番だよ!
ジャンボTOSSノートに三角形を書き、
 本家本元Mさんが、Mさん方式で三角形を変形してくれた。
が、あれやこれやの線が入り混じって、
わからない子はわからない。
でも、ジャンボTOSSノート、ここがすごい!
 必要ない線を、すっと消すことができるんだ。
 残った線とマスの数を数えて
 この三角形の面積は、公式に数字を当てはめて計算したものと
一致することがわかった。
平行四辺形も同じようにできた。
 高さが図形の外にある三角形や平行四辺形にも公式が使える。
 子どもたちはみんな、納得した。
長野県 O先生
 変形マシーンよりもジャンボTOSSノート
変形マシーンよりもジャンボTOSSノート 
	
