夏休みの宿題で大変なのは自由研究の類いだろう。
ドリルやスキルはやることがはっきりしている。
ゴールもはっきりしている。
ゴールまでの「プログラム」が見えやすいのだ。
だから,これはやりやすい。
だが,自由研究や作品作りはそれらがはっきりしない。
ゴールは見えても,何をすれば良いかわからないのだ。
ゴールまでの「プログラム」を自分で組み立てる必要があるのだ。
わからないから手をつけられない。
悪循環のスタートである。
これを解決するのが「プログラミング的思考」だ。
「プログラミング的思考」ができれば,ゴールを思い描き,それにたどり着くための道筋を明らかにすることができる。
それを意図的に子どもたちに経験させる必要があるのだ。
まずは娘とやってみた。
使ったのは「ジャンボホワイトTOSSノート」だ。
大きいので一緒に見ることができる。
マス目があるのも書きやすい。
ノートに比べて気軽に書けることも大きい。
1 夏休みの宿題を書き出す。
2 夏休みの残り日数を出す。
3 カレンダーで予定を確認し,実際に使える日数を出す。
4 ドリルやスキル類はページ数÷日数で1日の量を算出する。
5 自由研究や作品作りは手順を細分化して書き出す。
まずはやり方を教え,一緒に書いていった。
5は難しい。もう少し細分化した。
① 作品作り(旅行記)の手順を書き出させる。
② 書き出した手順をいくつかに分類させる。
③ 同様にして研究(調べ学習)も手順を書かせてみた。
これならあっという間にできた。
旅行記は毎年取り組んでいるので,イメージできるのだろう。
手順を次々と書いていた。
だが,研究(調べ学習」の方は難しそうだった。
イメージがないからだろう。
旅行記の手順を参考にさせると何とか自分で書けた。
明日は,日付なども入れさせる。
ジャンボホワイトTOSSノート,重宝している。
島根県 O先生