K先生が1トークライン2015年9月号で紹介された基本形で本単元に挑んだ。この基本形は2つ大きなポイントがある。
①いかに大きい文字と小さい文字を書き分けられるか。
②小さい文字をどのマスの、どの位置に書くか。
隣の学級は教師が黒板にチョークで1問1問升目を書いていた。
チラッとのぞいただけだが、実に大変そうだった。しかも進度は年間計画より遅れている。
一方、私の学級は1時間に2、3時間分進んでいる。もちろん授業時間を超過しない。れんしゅう問題を宿題にもしていない。45分で完結だ。個別指導もほとんど必要ない。
ノートをもって来させて、丸をつける。小さい数字の位置を写し間違えるそそっかしい者には「黒板(ジャンボノート)をよく見なさい」というだけで済む。子どもは「しまったー。そこかー。」とすぐに直せる。混乱はない。
こんなに快適に単元が進むのは初めてである。以前は年間計画と同じペースで進めるのがていっぱいだったし、子どものまちがいも多かった。
ジャンボTOSSノートをつかう利点をまとめると以下の点だ。
①教師の言葉が削られる
②個別支援の労力が激減する
③子どもの間違いが激減する
ジャンボTOSSノートは子どもにも教師にも優しい教材なのである。
北海道 S先生