井上好文氏の学級で見た授業に憧れている。
子ども達が、自分達で問題に取り組む。
解けた子は、黒板に解き方を書く。
様々な解き方が並ぶ。
子ども達が説明する。
色々な解き方の中で、どれがよいのかが
次の問題を解いたりする中でわかっていく。
そのイメージを、いつも頭の中にもっている。
1年生、正負の数の利用。
5人の身長の平均を求める。
平均とは何かをおさえたあと、
どんな解き方でもよいから、解くように指示。
解いた生徒がノートを持ってくる。
最初の子は黒板に書く。
それ以外の子には、別の解き方を考えるように言った。
私が適当に板書させてしまったせいで、3人書いたら
書く場所がなくなってしまった。
黒板の横が、掲示板でなくてホワイトボードだったら
よいのに・・・。
その瞬間、思いついた。
あるではないか、ジャンボホワイトTOSSノートが。
急いで、両サイドのジャンボホワイトTOSSノートをはる。
急いだせいで、見苦しく曲がった。
(授業後に、なおした)
考え方が出たあと、説明させた。
両サイドに書いた板書は、端の座席の子からは見えにくい。
説明の時には、移動して見えやすい場所に行くように言った。
ヤンチャな男子が、嬉しそうに移動して、説明を聞いていた。
井上学級のイメージに、ほんの、ほんの少しだけ、
近づけた気がした。
ただ、その次に解かせた問題が、今回は失敗だった。
どの解き方でも解ける問題ではなかった。
これは次への通過点。
とにかく、両サイドにジャンボホワイトTOSSノートを
はることをとっさに思いついた自分は良かった!
北海道 T先生