昨日、やんちゃ君同士のけんかが起きた。
その瞬間、あの方法で対処しよう!と思った。
あの方法とは、TOSS特別支援教育セミナーで小嶋先生から学んだ「発達障害対応型けんか両成敗」である。
まず2人に向かってこう話した。
「状況を整理しようね」
次に、起こった出来事を時系列で図示した。
小嶋先生がジャンボホワイトTOSSノートに大きく書かれていたため、私もそうした。(写真)
そして、次のことを尋ねた。
「どの番号がなければ、こういうことが起きなかったと思う?」
番号で言わせるのは、自分にはあまり関係ないと思えるような立ち位置にしてあげることが大切だからだと学んだ。
まさに小嶋先生のおっしゃっていた通りで、番号で言わせることにより、2人とも素直に自分の非を認めることができた。
そして、最後にこう尋ねた。
「そのことについて謝れるかな?」
二人とも頷き、お互いに謝ることができた。
正直、私が状況を図に書いて整理している段階で、二人とも表情が柔らかくなっていた。
「どうしてそんなことをしてしまったの?」と直接問い詰めるよりも、図示する方が断然効果があった。
群馬県 T先生