1
初めてである。
授業をしていて、こんなにも落ち着いているのは。
授業後の疲労感もない。
今までにない境地であった。
なぜそうなったか。
その理由は二つある。
2
一つ目の理由。
「言葉を削る」である。
向山先生からのご助言。
もっと 言葉を削りなさい 一文字まで検討するのです
それを具現化するために、
山本雅博先生が教えてくださったことを実践。
言葉をぶつ切りにはせず、
リフレーミングで続け、リズムを作る。
余計なことは言わない。
シンプルに発問と指示で授業を組み立てる。
そこに評価を入れる。
子どもを前にしてやってみると、
この発問と指示がリズムを作る。
そして、合間に評価を入れていく。
すると、
子どもの思考が一気に加速する感覚がある。
なるほど。
こうしてドライブ感というのは生まれるのだと感じた。
そうした布石を打って子どもの思考が早くなるから、
こちらもテンポを上げていける。
でも、リズムは崩さない。
こうすることで、
今まで以上に落ち着いて子どもの姿を見れるようになった。
当然、子どもも落ち着いて学習している。
必然的に褒める回数が多くなった。
この循環である。
今日も意識していく。
3
二つ目は、
「ジャンボホワイトボード」
である。
これがあることで、ノートの指示が一気に減った。
そして、ノートを上手く取れない子がしっかり取れるようになった。
当然、褒める回数が多くなる。
良い教材に助けられた。
4
自分が変わってきている感覚がある。
でも、まだまだだ。
自分はこのTOSSという世界でどこを見ているのか。
なんのためにTOSSで学んでいるのか。
自分に向き合いながら、
これからも進んでいく。
夏休みまであと3日。
全力で、笑顔で、楽しく教育の場に向かう。
北海道 A先生