ジャンボホワイトTOSSノートを理科で班に1枚、渡した。
「自分の考えを書きなさい」
それぞれが思い思いの場所に、わーっと書き始める。
ジャンボホワイトTOSSノートは多くの可能性を秘めていると感じた。
1
今年度も理科専科だ。
理科室には去年からジャンボホワイトTOSSノートを
1枚用意してあった。
子供たちはこれが大好きで、休み時間に触っていた。
今年は、「班に1枚」用意した。
理科室の机は、広げるのちょうど良い広さだ。
2
拡散的な発問の時に使う。
昨日は6年生の「ものの燃え方と空気」のまとめの問題で使った。
「集気びんに入れていたロウソクが消えたあと、ふたをして
もう一度火のついたロウソクをいれると、すぐに消えるのはなぜか?」
教科書の問題だ。
私が指示する。「ジャンボホワイトノートを出しなさい」
一斉に6つすべての班で、ざっと広げられる。
「ホワイトノートのどこでもいいので、自分の考えを書きなさい」
それぞれの机にホワイトボード用のマーカーが
人数分セッティングされているのでスムーズに
取り組めた。
3
みんな思い思いの「場所(ゾーン)」から
思い思いのことを書き始める。
文章
イラスト
図
キーワード
実践して実感した効果
(1)対話的になれる
みんなで1枚のジャンボノートに書くから
自然と交流が生まれる。
すぐ周りで、みんなが書いているのだ。
熱中して書いていくうちに、
他の人のゾーンに食い込んでいくが、
それがいい。「関連付け(リンク)」したり
「比較」したりなどの活動が自然発生する。
(2)主体的になれる①
ノートには書けない子も
なぜかジャンボホワイトノートには書く!描く!
ノートには書けない子も
みんなでジャンボノートには、楽しそうに書いている。
ホワイトボードペンの書く感触や
すぐに消せるという抵抗感のなさが
そうさせるのかもしれない。
(3)主体的になれる②
青いマス目が便利!
マス目を使いたいときはマス目を意識する。
使わなくてもいいときは無視できる。
まさにTOSSノートと同じ!
4
TOSSノートという優れた教材が
ジャンボになり
しかもホワイトボードになっているのである。
ノート指導に最大の効果を発揮するが、
この教材教具の素晴らしさをさらに研究していきたい。
ジャンボTOSSノートを班に1枚配って
どんどん自分の考えを書かせる方法が
子どもたちに大好評だ。
昨日の授業を今日はもう1クラスで行なった。
ものすごい大好評だった。
この4月で1番の手応えだった。
授業時間が終わっても書き続ける子が続出した。
先生、もっと書きたいと言われるほどだ。
班で書いたジャンボホワイトTOSSノートは
写真でとって、次の時間までにプリントアウトして
ノートに貼らせる予定だ。
ジャンボホワイトTOSSノートはすごいと今日も実感した。
次はTOSSメモと連動させていく。
北海道 N.S先生