小学2年生の子どもたちが、楽しくTOSSメモを活用できた。
「ジャンボTOSSノート」と組み合わせることで、無理なくシステムとして、鑑賞指導を行った。
時間は、約40分。
その時間で、子どもたちは、少ない子で3枚(多い子は、7枚ぐらい)
合計で、100枚以上のTOSSメモが、教室後ろの作品に、貼られた。
子どもたちは、終了するのを残念がるほど、ずっと意欲的に
取り組んでいた。
以下を、準備した。
① 教室後ろに、学級児童全員の作品を掲示する。
② TOSSメモを、各グループで一個用意する。
③ ジャンボTOSSノートを、黒板に貼る。
まず、「ジャンボTOSSノート」を使って、書き方のフォーマットを説明する。
「TOSSメモ」と同じく、マス目になっているのが、分かりやすい。
以下の事柄を書かせた。
① 相手の名前「〜へ」
② その作品のいいところ
③ 自分の名前「〜より」
次に、机の配置による3〜4人のグループになり、各グループに、TOSSメモを一つ渡す。
最初は、自分の居るグループの他のメンバーの作品を鑑賞する
ようにさせた。
こうすることで、自分の作品について、コメントがない児童は
いなくなる。
グループのメンバーを書き終わった子は、コメントの枚数が少ない児童に、書くように指示した。
「鑑賞では、他の子のいいところをたくさん見つけられるのが、とてもいいですね。」
その結果、意欲的な子ほど、コメントの枚数が少ない子に、書くようになった。
授業の後、どの子も、自分の作品に書かれたコメントを、食い入るように見つめていた。
TOSSメモの持つ粘着力は、本当にすごい。
そして、ピンク色が、鮮やかで目立つ。
教室が、一気に華やかで温かな雰囲気になった。
栃木県 T先生